そら豆とにんじんの卯の花のレシピ@作り置きに最適
今回はにんじんと旬のそら豆を使って卯の花を作りました。大豆から豆腐を作る過程で生まれるおからをたっぷり入れた卯の花は、イソフラボンが多く含まれており、美肌に効果的。
女性ホルモンの乱れを補う役割も果たしてくれます。そのままでは食べにくいおからを干ししいたけと鰹出汁で優しい味に炊き上げました。
塩分の濃度次第ですが、たくさん作っておくと、冷蔵で3日から1週間、冷凍で1ヶ月は日持ちするので便利ですよ。お子さんからご老人まで食べやすい和食の定番小鉢ですので、もう一品欲しいなというときに作り置きがあると便利ですね。
この記事では冷凍冷蔵それぞれの保存方法と、それに合わせた塩分濃度も紹介するので是非参考にしてください。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- おからの素…100g
- そら豆…100g
- にんじん…2分の1
- 干ししいたけ…大さじ2杯
- ごま油…大さじ1杯
- 醤油…大さじ2杯
- みりん…大さじ2杯
- 砂糖…大さじ1杯
- だし汁…200cc
そら豆は茹でて薄皮から実を剥がし、にんじんは3センチの長さにカットし、5ミリの薄さにスライスしてください。ごま油をフライパンに引き、そら豆とにんじん、干ししいたけを炒めます。その間に、昆布と鰹節で出汁200ccを作っておきましょう。
にんじんに火が通ったら、おからの素と全ての調味料を加え、出汁を入れて煮立たせます。沸騰すると吹きこぼれるので、沸騰直前で火を弱め、弱火でコトコト15分煮詰めてください。
焦げ付かないようかき混ぜながら、水気が飛んだら完成です。長期保存する場合には、なるべく水分が残らなくなるまで煮詰めるといいですよ。調理時間は約30分です。
フワフワでほっとする素朴な卯の花
フワフワのおからから甘い煮汁がジュワッと染み出す、優しい口当たりの卯の花ができました。この季節はそら豆や菜の花など、緑の綺麗な食材が多いのも嬉しいですね。にんじんのオレンジも加わり、春めいた一皿になりました。
このレシピの塩分濃度は3日間冷蔵保存するのを想定しています。1週間冷蔵庫で保存したい場合は、さらに塩分濃度を上げて、水気を飛ばして作ってください。醤油を大さじ2杯加えて辛めに作るといいでしょう。
冷凍保存する場合はレシピ通りの分量で大丈夫です。水気が少ないものはジップロックにそのまま入れても大丈夫ですが、水分が多いと割れにくいので、水分多めのときはラップで小分けにパッキングするのをオススメします。