オイルサーディンのアヒージョのレシピ@ドライトマトとレモンを入れて缶ごとできる
急に飲みたくなったとき、缶詰めって便利ですよね。今回は缶詰めの定番オイルサーディンを缶ごとグツグツ煮込んでアヒージョを作りました。
オイルサーディンだけでは寂しいので、風味づけにレモンとドライトマト、それににんにくを入れて、チープな見た目ながら本格的な味に仕上げています。
塩をまぶして乾燥させた自家製ドライトマトは、水で戻すとおいしい出汁が出ることでも有名ですが、今回はオイルサーディンの油に浸すことで即席のオイル漬けに。
缶詰めそのままテーブルに出しますが、レモンとトマトの色合いが美しく、おしゃれでこなれた感じを演出できますよ。オイルサーディンはたくさん入っているので、1人のときはもちろん、友達と飲むときも最適です。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- オイルサーディン缶…1缶
- レモン…適量
- にんにく…1カケ
- ドライトマト…3個
- ディル…少々
- ピンクペッパー…少々
レモンは3ミリ程度の輪切りにして、6等分しておきます。にんにくも同様に3ミリにスライスします。ドライトマトは包丁で適当な大きさにみじん切りにしてください。オイルサーディン缶を開封して、レモンから水分が出るので、中の油をスプーン1杯分捨てます。
オイルサーディンの隙間ににんにくとレモンのスライスを挟み込み、ドライトマトは全体に散らすように配置します。この状態で20分間放置してください。20分後、ドライトマトが油に馴染んでふっくらしていたら、ディルとピンクペッパーを全体に散らしましょう。
コンロに缶ごと直接置き、弱火にかけます。このとき、小さな口径の五徳ならそのまま缶ごと火にかけて大丈夫ですが、缶よりも口径が大きい場合は、網やフライパンに乗せて熱してください。フツフツと沸騰し、レモンの水分が抜けたら完成です。調理時間は約30分です。
最後はパンでオイルまでおいしい
直接火にかけた缶は大変熱くなっているので、持ち運びに注意して、テーブルにはクロスを敷いてください。テーブルに運びたてのオイルサーディン缶は、グツグツと沸騰中。アツアツのうちにいただきます。
ホロホロのいわしの身に、にんにくとドライトマトの旨味がしっかり染み込んでいます。これだけでもとてもおいしいのですが、オイルに凝縮された魚の出汁とレモンの酸味、ドライトマトの甘みは最高。
いわしを食べつつ、スプーンでオイルをすすります。全体をディルとピンクペッパーの爽やかさが引き締めてくれていますね。
このレシピにぜひ付け合わせしてほしいのがパンです。バゲットでも、柔らかい食パンでもかまいません。いわしの身がなくなったあとのオイルまで綺麗にパンに染み込ませて食べてみてください。洗い物も最小限で、最後までおいしくいただけますよ。