小松菜と卵の組み合わせは定番中の定番ですが、今回はそこにオイスターソースで隠し味を加えて、コクのある小松菜入りスクランブルエッグに仕上げました。
使用する小松菜はナチュラルハーモニーから届いた無農薬無肥料農法で育てられた立派なもの。茎がしっかりしているので、熱を通してもシャキシャキ感が衰えず、シンプルながらに歯ざわりが楽しい一品になっています。
また、今回のレシピでは、硬くなりがちなスクランブルエッグをふわふわにする方法もレクチャーします。少し一手間加えるだけで、ホテルの朝食のようなテクスチャーに大変身。毎朝食べている何の変哲も無いメニューが豪華に蘇りますよ。
初心者の人も簡単にチャレンジできるのでぜひ試してみてください。
材料と作り方
■使用する材料(1人前)
- 小松菜…1束
- ごま油…大さじ1杯
- 卵…2個
- オイスターソース…小さじ1杯
- クレイジーソルト…少々
小松菜は根を落として3センチの長さにカットします。ごま油2分の1をフライパンに引き、しんなりするまで火を通してください。
ボウルを2つ用意し、卵を白身と黄身で分割して割り入れます。白身を冷凍庫でシャーベット状にし、半分凍った状態で泡立て器でメレンゲ状にします。
メレンゲ状になった白身のボウルに、よくときほぐした黄身を3分割で加えて、ざっくり混ぜていきます。完全に混ざったら、オイスターソースとクレイジーソルトを加え、全体に馴染ませてください。
最後に小松菜が入ったフライパンに残りのごま油を入れて再度加熱し、卵をゆっくり流して素早く掻き回します。卵が1センチ大のそぼろ状になってきたら、硬くなりすぎる前に火を止めて完成です。調理時間は約20分です。
フワフワとシャキシャキが混在する絶妙な食感のスクランブルエッグ
スクランブルエッグと小松菜を一緒に口に運んでみると、シャキシャキとした小松菜の歯ざわりを、ほぼメレンゲ状のスクランブルエッグが包み込んで、とても贅沢な口当たりに!
なんの変哲のない見た目に反して、豊かな食感とオイスターソースのコク深さが合わさり、手の込んだ料理のように感じられます。
肉厚な小松菜は存在感たっぷりで、ごま油とオイスターソースの風味に負けません。意外にボリュームのある一皿になっているので、餃子やチャーハンがメインの食卓で、もう一品ほしい場合に出してもいいですね。
今回は小松菜を使用しましたが、チンゲンサイを使うとさらに本格中華に変身します。シーチキンを加えたり、エビを入れてもおいしく頂けますよ。