安価で栄養素満点、食卓の味方バナナ。皮を剥いてそのまま食べるのがメジャーな果物ですが、今回はそんなバナナに一手間加えて立派なスイーツに変身させました。
フライパンひとつで作れる簡単レシピなので、朝ごはんや小腹がすいたときはもちろん、急な来客時にパッと出せるのがポイントです。
今回は私が定期購入している「らでぃっしゅぼーや」の有機栽培バナナを使いました。そのままでも甘くて美味しいバナナがまた一味違った食感に変わりますよ。
【参考】らでぃっしゅクラブMセットを実際に試してみた口コミ・感想
スプーンで食べられるくらい柔らかいので、お子さんからご老人まで楽しむことができます。クレープ生地に生春巻きに使うライスペーパーを利用しました。水に浸して巻くだけなので、テクニック不要、おかし作り初心者のかたにおすすめのレシピです。
材料と作り方
■使用する材料(1人前)
- バナナ…2分の1本
- グラニュー糖…小さじ1杯
- ライスペーパー…1枚
- くるみ…適量
- バター…ひとかけら
それでは作り方の紹介です。バナナの皮を剥き、1センチの厚みにカットします。大きめなボウルに水を張り、ライスペーパーをさっとくぐらせます。このとき、ライスペーパーを水につけすぎないよう注意してください。まだ固いかな、という程度で大丈夫です。
水にくぐらせたライスペーパーは、クッキングシートの上に乗せてください。まな板だと張り付くことがあるので、クッキングシートを使うのをおすすめします。
ライスペーパーの中央にバナナを一列に並べ、バナナの隣にくるみを一列に並べます。その上からグラニュー糖をまぶして、ライスペーパーを巻いていきます。具材を巻きつけたら端を折り、そのまま最後まで巻きつけましょう。
クッキングシートごとフライパンに乗せ、バターをひとかけら落として火にかけます。全面に焼き色がついたら完成です。
調理時間は火力にもよりますが5分程度です。
後片付けまで考え尽くした簡単レシピ
焼き色がつくまで焦がしたライスペーパーはパリパリ、中のバナナはトロトロという、2つの食感がたのしめるスイーツです。よく熟したバナナでも美味しくできますが、まだ青いバナナでやると、そのままでは固い果実が柔らかくなり、完熟の美味しさを味わうことができます。
我が家では、これで周りのバナナ嫌いを5人克服させました。今回は中にグラニュー糖をまぶしましたが、慣れてきたらライスペーパーの外側にまぶして火にかけるとキャラメル状になり、また違った大人の味に変化します。
フライパンを使ったスイーツは洗い物が大変なイメージがありますが、クッキングシートの上に全て具材を乗せるので、洗い物が最小限で済むのも嬉しいポイントですね。