冷しゃぶサラダの作り方@カイワレとミョウガで風味たっぷり
最近、暑すぎてお肉が喉を通らないというかたは少なくないのではないでしょうか。
たんぱく質もしっかり摂りたいけれど、どうしてもお腹にずっしり来るものがほとんどなので、コンディションによっては食べられない日が続きますね。
今回はそんな夏バテ気味の人でもペロリと平らげることができる、カイワレとミョウガの冷しゃぶサラダを紹介します。
このレシピのコツは豚肉スライスを湯がくときに、昆布だしをしっかり取り、日本酒を入れた熱湯を使うこと。あとから味つけするからと、ただのお湯で湯がくのとは格段に味の深みが変わります。
脂を落としたお肉に、薬味として使われる2種類の野菜をメインにすることで、食欲もすっかり回復しますよ。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 豚肉(スライス)…400g
- ミョウガ…2個
- カイワレ大根…150g
- だし昆布…10センチ1枚
- 日本酒…100cc
- ごま…大さじ2杯
- ごま油…大さじ1杯
- 醤油…小さじ2杯
- 砂糖…小さじ2杯
それでは作り方です。鍋に水を張り、だし昆布を入れて30分つけおきします。その間にミョウガを繊維に沿って2ミリから3ミリに薄くスライスし、皿に盛り付けして冷蔵庫で冷やします。豚肉スライスには塩を軽くまぶしておいでください。
だし昆布がふやけたら、日本酒100ccを加え、鍋を火にかけます。だし昆布は沸騰する直前で取り除き、そのまま鍋は加熱を続け、沸騰したら豚肉スライスを菜箸でほぐしながら入れてください。
ゆらゆらと湯の中で湯がいて、色が白く変化したら、氷水または保冷剤を入れてよく冷やした水につけて冷却します。
冷やした豚肉スライスを野菜の上に盛って、擦ったごま、ごま油、白味噌、砂糖を和えたソースをかけて完成です。出汁のつけおき時間を除いた調理時間は約20分です。
いつの間にかたくさん食べられるあっさり豚肉レシピ
お皿ごと冷蔵庫で冷やしたおかげで、テーブルに出したときの涼やかさは格別。こうした小さな気配りで涼が取り込めますね。よく冷やした豚肉スライスは箸で持ち上げるとヒラヒラと軽やかで、口に含むとゴマだれと共に脂がスッと溶け込んでいきます。
ゴマだれは濃厚すぎてちょっと、というかたでも、カイワレ大根のシャキシャキ感とピリッとした風味、ミョウガの鼻に抜ける香りがアクセントとなり、終始あっさりと食べることができます。
キッチンに立つのはわずか20分と短い間なので、私は忙しい日や夏の疲れが取れないときによく作りますね。毎年8月になると食欲が落ちる夫も、これなら白ごはんをおかわりしてくれるので、いざというときのピンチヒッターとなっています。