おせちのお重でレギュラーメンバーの紅白なますですが、我が家ではお正月以外にもよく作ります。大根やにんじんって余りやすい食材ですよね。使い切れたら一番いいけど、残ってしまったときはわずか15分で作れる紅白なますにしてしまいます。
今回は大地宅配のイチ押しBOXにんじんを入れてみました。シンプルな味付けの中で香り豊かな低農薬野菜のよさが光ります。このレシピのポイントは昆布を入れること。昆布は使わないご家庭もありますが、是非試してみてください。深みが増して、上品な味になりますよ。
和食のテーブルで小鉢にするもよし、たくさん作って大皿に盛り付けてみんなで好きなだけ取り分けるもよし。しっかり漬け込んだら5日はもつので、常備菜にぴったりですよ。
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- にんじん…1本
- 大根…3分の1
- 昆布(出汁用)…5センチ1枚
- 砂糖…大さじ2杯
- 穀物酢…大さじ2杯
- 塩…小さじ1杯
にんじんと大根を5センチの長さに細切りしていきます。口当たりがよくなるよう、なるべく薄い細切りにするほうがいいので、かつらむきにして3ミリ前後の細切りにするのをおすすめします。包丁が苦手な人はスライサーを使うといいでしょう。
にんじんと大根、塩小さじ1杯をボウルに入れて、軽く塩もみします。すぐに水が出てくるので、しんなりしてきたら流水で洗いながして、キッチンペーパーでよく水気を切ってください。
ジップロックににんじん、大根、酢、砂糖を入れてよく揉みます。すぐ食べる分だけでしたら、ビニール袋で構いません。長期保存するときは密閉できる袋にして、空気を抜いてくださいね。昆布を1枚入れて、10分後から食べることができます。調理時間は約15分です。
華やかで日持ちする優秀な副菜
歯応えが残ったにんじんと柔らかくシャキシャキした大根が美味しい、和のサラダの完成です。こんなに簡単なのに、オレンジと透き通ったホワイトが器を華やかにしてくれます。にんじんと大根だけでも十分鮮やかですが、柚子が出回る季節には柚子を入れると、より一層豪華に見えますね。
酢でしっかり漬けているから、お弁当に入れてもいいですし、お刺身など生物を食べるとき添えると毒消しにもなります。口に含んだ瞬間、ふわっと広がる昆布出汁の香りがとても上品なので、和食なら何でも合いますね。
お酒のおつまみにするときはキリリと冷えた日本酒がおすすめですが、意外と白ワインやシャンパンにも合うんです。タッパーいっぱいに作って日替わりでお酒を楽しむのもいいですね。