たくさん梨を頂いたとき、食べるのに追いつかず困ってしまうこと、ありますよね?今回はそんな嬉しいハプニングにもってこいのレシピ、梨のコンポートを紹介します。
白ワインとグラニュー糖、お好みのハーブでグツグツ煮詰めていると、家中が甘い香りに包まれるコンポート。オイシックスのお試しセットで届いた新鮮な梨で作ってみました。
スッキリした味が好きなのでハーブにはペパーミントを選びましたが、これからの季節、シナモンやグローブ、バニラといったコクが出て暖かみを感じさせるハーブもおすすめですよ。
柔らかくなってしまった梨でもコンポートにすれば、冷蔵庫保存で1週間、冷凍なら1ヶ月日持ちするので、一気に作って長く楽しめるのが嬉しいですね!
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 梨(大)…1玉
- グラニュー糖…100g
- 白ワイン…100g
- ペパーミント…適量
- レモン…2分の1
梨の皮を剥き、16等分のくし切りにして種を取ります。レモンは種を取り除いたあと、3枚程度スライスにして、残りはジューサーで絞っておきましょう。
梨とレモンスライス、白ワイン、グラニュー糖、レモン汁をホーロー鍋に入れて火をかけます。沸騰したら、弱火に切り替えて、20分間グツグツと煮詰めていきます。
このとき、徐々にトロミが増していきますが、焦げ付かないよう、スプーンで常にゆっくりかき混ぜてください。鍋はなるべくホーローを選ぶと焦げ付きにくく、手入れがしやすいのでおすすめです。
汁気がなくなり、梨がしんなり透明になったら、火を止めて冷やします。粗熱が取れたらペパーミントを振って冷蔵庫に入れ、一晩漬け置きした頃が食べ頃です。漬け置き時間を除いた調理時間は約30分です。
甘さ控えめ、大人のためのコンポート
スプーンですくうとトローンと溢れるシロップ!でも、口に含むと見た目ほど甘さは感じません。
砂糖の甘さより、弱火で引き出された梨そのものの甘さのほうが強く、白ワインの風味、ペパーミントの爽やかさと合わさって、大人のコンポートとなっています。噛み締めると梨の繊維が微かに残っていて、食感が楽しい!
もう少し甘さを足したいときは、砂糖を足すと焦げ付いたり、ネバネバして食べにくくなるので、ラム酒をプラスすることをおすすめします。コクが出て、贅沢なデザートとなります。バニラアイスに乗せて食べるのもおすすめです。
お酒を使っているので、小さなお子さんに出すときは注意が必要です。20分煮詰めるのでアルコールは飛びますが香りは残るので、お酒が苦手な人は白ワインをマスカットジュースに置き換えるといいでしょう。