えのきだけを甘辛く煮てなめたけを手作りし、火を通した小松菜にかけるだけの簡単レシピ。
すぐに作れますが食物繊維もたくさん摂れるので、学生さんや忙しい主婦の方も便利に活用できます。
小松菜はくせがないので、野菜が苦手な小さな子どもさんでも食べやすい味になっていますよ。
また、なめたけは市販もされていますが少し高いので、自分で作ると本当に安上がりで美味しくできるんです!
なめたけを作る際には小鍋を使いますが、卵焼き器を使うと焦げ付きにくいのでオススメです。
調理時間もさほどかからないので経済的ですし、思い立ったときにすぐに作ることができます。なめたけは冷凍保存も可能なので、作り置きをしておいても良いでしょう。
小松菜のなめたけがけの材料と作り方
■材料(1人前)
- 袋のえのきだけ…約4分の1パック
- 小松菜…1束
- だし汁…50㏄
- 砂糖…小さじ1
- 醤油…大さじ2程度
作り方ですが、えのきだけを3cm程度の長さに切ります。小鍋に切ったえのきだけを入れ、火にかけます。
かき混ぜてしばらくすると、水分が出てきて泡立つようになるので、そのタイミングでだし汁、砂糖、しょうゆの順に加えます。かき混ぜながら煮詰めていき、汁気が少なくなってとろみがついたらなめたけの完成です。
小松菜はお湯でゆでても良いですが、洗った後ラップでくるんでレンジにかけると簡単です。
柔らかくなったら3~4cm程度の食べやすい大きさに切り、水気を絞ります。切った小松菜を皿に盛り、上からなめたけをかけて完成です。
全部合わせても調理時間は5~6分くらいです。
なめたけ単体で少し濃い味にすると丁度良いですがお好みで調整してください。
だしを用意するのが面倒であれば、めんつゆやだし醤油などでも味が決まりやすいです。その場合は砂糖と醤油は入れないか、控えめにしましょう。
えのきからうま味がしっかりと出るので手の込んだ料理に感じる
えのきだけからうま味が出るので、野菜だけなのにすごく美味しく、手が込んでいる料理のような感じがします。
小松菜があっさりとした味なので、少し濃い味のなめたけと合わせると丁度良いです。なめたけには適度なとろみがついていて、小松菜によくからみます。それでもシャキシャキした食感が残っているので、食べ応えもあります。
ちょっとした箸休めの小鉢のイメージで、肉じゃがや焼き魚のような、メインディッシュが和風の場合の付け合わせにするとぴったり。
今回は小松菜を使っていますが、ほうれん草を使ってもOKですし、豆腐に代えても美味しかったです。もちろんごはんにも合う味なので、なめたけさえ作ってしまえば色々応用が効きますよ!