いろんなネギが美味しい季節になりました!今回は宅配野菜の坂ノ途中から届いた下仁田ネギを使って、豚バラ肉と下仁田ネギの串焼きを作りました。
群馬県の名産品である下仁田ネギは肉厚で太く、熱を通すととても甘くなることで知られています。古くから贈呈品として重宝され、江戸時代には大名が「今すぐ200本送って!」と懇願したこともあるとか。皇室にも献上された記録があります。
火を通すとトロトロの口当たりになるのも特徴的で、すき焼きや鍋にもってこいの下仁田ネギ。今回はしっかり芯まで詰まったものだったので、鍋で溶かしちゃうのはもったいないなと思い、素材の味を楽しめるレシピにしました。普通のネギにも流用できるので是非参考にしてくださいね。
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 下仁田ネギ…1本(白い部分)
- 豚バラ肉…300g
- クレイジーソルト…大さじ2杯
- 黒こしょう…適量
- オリーブオイル…大さじ1杯
- 酒…2分の1カップ
- 竹串…5本
下仁田ネギは根を落として、白い茎の部分のみを使用します。薄皮をはぎ、まずは縦に2分の1にカットし、3センチ幅にカットしてください。このとき、ネギの表面が何枚か剥がれそうになりますが、剥がさないよう注意しましょう。
豚バラ肉をクルクルとロール状に巻いていき、竹串に、豚バラ肉、下仁田ネギの順で刺していきます。豚バラ肉は巻いた端の部分をしっかり串刺しにしてください。
フライパンにアルミホイルを乗せてオリーブオイルを引き、クレイジーソルトと黒こしょうを満遍なくまぶした串を乗せます。下仁田ネギにこんがり焦げ目がつくまで焼き、酒をまぶしてアルミホイルで蓋をします。豚バラ肉に火が通ったら完成です。調理時間は約20分です。
トロトロ甘い下仁田ネギとカリカリの豚バラがたまらない!
ロール状に巻いた豚バラ肉は表面がカリカリ、中はふっくらジューシー!トロトロの下仁田ネギと一緒に口に含むと甘みが加わり、また違った味に変化します。クレイジーソルトと黒こしょうだけなのにこんなに複雑な味を作れるなんて!下仁田ネギの旨味にびっくりです。
串焼きのいいところは、柔らかいネギがバラバラにならず芯までしっかり味わえることと、一口サイズだから女性でも食べやすいところ。
串のまま食べてもいいですし、お箸で串から抜いて摘んでもオーケー。
白ごはんよりもやっぱりおつまみとして食べていただきたい一品です。冬ビールでとろけるネギを流し込む瞬間は最高ですね。熱燗でしっとりとした時間を楽しむのもオススメですよ。