気温も高くなり、一気に春めいてきましたね。今回は旬のそら豆を使って、ブルーチーズとドライイチジクの変わり種餃子を作りました。餃子の皮が余ってしまったときや、餃子パーティーのデザート的な立ち位置で出すことが多いレシピです。
そのまま食べるとクセの強いブルーチーズも、火を通すことでトロトロになり、甘酸っぱいドライイチジクとホクホクのそら豆に絡みついてほどよい塩気に。
なんといっても餃子の皮で包むことで洗い物が最小限で済むのがありがたい料理です。これを作ると、必ず白ワインが進んでしまうので、食べる前にフライパンをサッと洗い流して、ゆっくり晩酌を楽しみます。
一人呑みから大人たちのパーティーメニューまでカバーする優秀レシピですよ。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 餃子の皮…20枚
- そら豆…10個
- ドライイチジク(大)…3個
- ブルーチーズ…100g
- オリーブオイル…さじ1杯
そら豆は薄皮に切り込みを入れ、5分間熱湯で茹でたあと、皮を剥いて実を取り出しておきます。ドライイチジクは1センチ角にカットし、餃子の皮に包みやすいサイズにしましょう。
餃子の皮を広げ、半分はそら豆とブルーチーズを入れ、もう半分はドライイチジクとブルーチーズを入れて包みます。包むときは通常の餃子のように隙間なくしっかり閉じてください。このとき、隙間があると、とろけたブルーチーズが漏れ出してしまいます。
フライパンに水を50cc入れて煮立たせ、餃子を入れてアルミホイルで蓋をします。水がなくなるまで蒸し焼きにしたら、蓋を取り、オリーブオイルを回しかけて焦げ目をつけてください。両面こんがり焼けたら完成です。調理時間は約20分です。
どれに当たるかが楽しめる!違う美味しさの変わり種餃子
パリパリに焼けた餃子の皮を噛み締めると、トローっとアツアツのブルーチーズが口の中に流れ込みます。熱い!でもとても美味しい!ふわっと鼻を青カビの香りがしたあとに、プチプチとした食感と濃厚な甘みが。これはドライイチジクの餃子でした。
そら豆の餃子はチーズと共にホクホクの実が飛び出してきます。春らしい爽やかな豆の香りがブルーチーズに引き立てられ、そのまま食べるより、よりそら豆の味を楽しめました。
そら豆の餃子は気持ち塩気が強く感じます。ドライイチジクのほうはイチジクの甘みが勝っているようです。2種類異なる風味と歯触りを、どっしりとしたブルーチーズが引き締めてくれるので、どちらに当たっても嬉しい。中身は何かな?と考えながらつまむのも一興となりますね。