美味しいお米が手に入ったら、必ず作るのが炊き込みご飯です。今回は大地宅配※から新潟産コシヒカリが届いたので、塩味のみの素朴な生姜とシソの炊き込みご飯を作りました。
※ 定期購入している大地宅配のイチオシBOXに今回の紹介する新潟産コシヒカリも入っていました。
【参考】大地宅配の定期会員になったので感想を紹介
生姜とシソ、作らないかたはどんな炊き込みご飯になるかイメージが湧かないと皆さん仰いますが、個人的には一番お米の甘みを引き出してくれる食材だと思っています。
具沢山の炊き込みご飯は豪勢だけど、生姜とシソの炊き込みご飯はどんなおかずにも合う、食卓の引き立て役になってくれます。
たくさん炊いて、おにぎりにしておくと、翌日には焼きおにぎりなどのアレンジで二度楽しませてくれますよ。
残暑厳しい昼間と違って肌寒い秋の夜、体の芯から温まってベッドに入ると、翌日の目覚めが気持ちいいものになります。
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 白米…1合
- 押し麦…0.5合
- 昆布(出汁用)…10センチ1枚
- 生姜…8センチ角
- シソ…10枚
- 塩…小さじ2杯
洗った白米と押し麦を昆布と一緒に炊飯器に入れ、同量の水につけ置きします。夏なら30分、冬は1時間つけておくと、白米と押し麦がふっくら仕上がります。
つけ置き時間が終わったら、生姜を半分にカットし、すりおろして炊飯器に入れます。残った半分は3ミリほどの細切りにし、シソも同じ幅にカットしてください。このとき、生姜の味をしっかりさせたいなら、すりおろしの分量を多めに調節してください。塩をふりかけてよくかき混ぜ、いつものように炊飯器のスイッチを入れましょう。
炊き上がったら、5分間蒸らしの時間を置いてから蓋を開けて、昆布を取り除き、しゃもじでざっくりかき混ぜて完成です。調理時間はお使いの炊飯器の時間にもよりますが、つけ置きや炊飯時間、蒸らしの時間を除いたら5分程度でできますよ。
甘みの奥にふわっと香るスパイシーさ
生姜もシソも主張の強い食材ですが、意外にも湯気の中に両方の香りはあまりありません。口に運ぶと白米の甘みが真っ先に来て、その次に生姜とシソの爽やかな香りが訪れます。
たまにスライスした生姜の部分に当たると、スパイシーさが舌を刺激しますが、白米がマイルドにしてくれるので、辛いというほどではありません。
私はズボラなので、生姜を使い切れずによく余らせてしまいます。チューブの生姜との違いは歴然としているので生の生姜を度々買いますが、腐らせてしまうことも度々ありました。
生姜とシソの炊き込みご飯に出会ってからは、メインのおかずに生姜を使った残りを炊き込みご飯に利用することで、冷蔵庫の肥やし防止になっています。