根菜類のおいしい季節になりましたね!今回はオイシックスから届いたれんこんを片栗粉でカラッと揚げて、甘酢タレで煮詰めた一品を作りました。デパ地下のお惣菜でよく見かけるレシピですね。
【参考】オイシックスお試しセットの口コミ@20・30代に人気の野菜宅配
れんこんは何と言っても歯ざわりが楽しい食材です。ごぼうや大根、にんじんといった他の根菜にはない繊維質たっぷりの食感を活かしたいですよね。でも、中にはあの独特の粘り気が苦手、というかたもいらっしゃいます。
れんこんの粘り気はムチンという成分でできており、オクラや里芋の粘り気と同じものになります。ムチンは火を通すと壊れるので、今回のように高温で揚げると、サクサク感だけが残ってくれるのです。
ネバネバが理由で、今までれんこんを敬遠していた人は必見レシピですよ!
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- れんこん…150g
- 片栗粉…50g
- 醤油…大さじ2杯
- りんご酢…大さじ1杯
- 穀米酢…小さじ1杯
- 砂糖…小さじ2杯
- ごま油…大さじ2杯
まず、れんこんの節を切り落とし、ピーラーで皮を剥きます。1センチ幅にカットしたら、穀米酢小さじ1杯を水200ccに加えたものに10分間つけおきしてアク抜きしてください。
10分経過したら、水が濁っているのを確認し、流水で洗い流します。キッチンペーパーでよく水気を切り、クッキングシートの上に並べて、片栗粉をまぶしていきましょう。
ビニール袋に片栗粉とれんこんを入れて上下に振るやり方もありますが、ダマになりやすいので、茶こしに片栗粉を入れて、トントンと手首を叩きながら薄くまぶすのをおすすめします。
裏表満遍なく片栗粉をまぶしたら、フライパンにごま油を引いて、片面ずつ焼き色がつくまで揚げ焼きにします。
こんがり焼けたら、醤油、りんご酢、砂糖を加えて、一煮立ちさせて完成です。調理時間は約20分です。
食べ応え満点、優しい酸味が食欲をそそる
片栗粉で揚げたフライパンに調味料を加えているので、タレはとろみがあり、れんこんによく絡んでいます。口に運ぶと、まずりんご酢の優しい酸味、砂糖醤油の甘辛さが食欲をそそり、次にれんこんの歯応え、香ばしさがやってきます。
甘酸っぱい味はお子さん受けもよく、ごはんにももちろん合うのですが、私はこれでビールを飲むのが大好きです。カラメル状になったタレをほろ苦いお酒で洗い流す感覚がたまりません。
お酒にはこれくらいどっしりとしたタレでなくては、食べた気がしませんよね。
なのに、素材はれんこんなので、とてもヘルシー。食物繊維を摂取しているなという感じがします。食べ応え、栄養素、味つけ、全てにおいて満点の一品です。