独特の形の野菜、れんこん。今回はこの穴を活かしたレシピを紹介します。使っているのは、オイシックスから届いた新鮮なれんこん。これに鶏ささみのミンチを合わせて、ヘルシーでたっぷりお腹にたまる、はさみ揚げに仕上げました。
このレシピのポイントは片栗粉を満遍なくまぶすこと。はさみ揚げなのに、作っている最中にバラバラになっては残念です。挟む前のれんこんに薄く、しっかり片栗粉を振ることで、ミンチと一体になった状態で完成することができます。
また、ミンチを挟む際に、スプーンのヘラでれんこんの穴を埋めることで、見た目も綺麗に仕上がります。サクサクした食感と生姜を効かせた和風のミンチがクセになる一品、是非お試しください。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- れんこん…100g
- 鶏ささみミンチ…100g
- クレイジーソルト…お好みの量
- 生姜チューブ…5センチ
- 片栗粉…100g
- 胡麻油…大さじ2杯
れんこんは皮を剥き、5ミリの薄さの輪切りにします。10分間、水を入れたボウルにつけて、アク抜きをしてください。その間に、ミンチのタネを作ります。
鶏ささみのミンチに大さじ1杯の片栗粉、チューブの生姜とクレイジーソルトを入れて、大さじ1杯の水を足し、よくかき混ぜます。ハンバーグのタネくらいの固さがちょうどいいでしょう。
アク抜きの終わったれんこんスライスに、丁寧に片栗粉をまぶし、ティースプーン一杯分のタネを乗せていきます。タネはティースプーンの裏側でれんこんの穴を塞ぐように押し付けてください。タネを乗せたら、更に片栗粉をまぶしたれんこんで挟んでください。
胡麻油をフライパンに引いて、れんこんの両面がこんがり焼けたら完成です。調理時間は約20分です。
熱燗が美味しくなるシンプルおつまみ
片栗粉できちんと固定したはさみ揚げは、箸で持ち上げても分解することがありません。
口に運ぶと、パリッとしたれんこんの焼き目の音が真っ先に来て、次にサクサクとした繊維の食感と、ピリッと辛い生姜の風味、どっしりとした鶏ささみのタネの食感が感じられます。
見た目はこんなにシンプルなのに、れんこん2枚にお肉ですから、食べ応えは抜群。これに白米をつけると、しっかり食べた感じがします。
私はお腹は空いているけれどお酒が飲みたいときによく作ります。お腹持ちがよく、お酒もとても進みます。
味付けが生姜と塩のみというあっさりしたものなので、合わせるのは日本酒で。熱燗が美味しいこれからの季節にぴったりです。飲兵衛さんにオススメです。