ブナシメジのみぞれ和えのレシピ@インゲンで彩り豊かに
冬の足音が近づくにつれて、熱燗が恋しくなりますね!今回はアツアツの日本酒にぴったりな小鉢、ブナシメジのみぞれ和えをご紹介します!
どうしてもおつまみというと高カロリーなものが多くなってしまうのですが、こちらのレシピはとてもヘルシー。年末にかけて飲み会が増えてくる人は、おうち呑みをあっさりおつまみにすることで、ちょっと体に気遣いをしてあげましょう。
ポイントはたっぷりの大根おろしと、ブナシメジの石づきの取り方です。きのこの石づきを取るときに水洗いは禁物。旨味成分が全て抜け落ちてしまいます。使うブナシメジはオイシックスの香りが高いもの、そんな処理をしてはもったいない。旬の美味しさを保つことができる石づき処理を教えますよ!
【参考】オイシックスの定期コースの評価
材料と作り方
■使用する材料(1人前)
- ブナシメジ…100g
- インゲン…5本前後
- 大根…8センチ
- ポン酢…大さじ1杯
- 塩…小さじ1杯
インゲンは両端を切り落とし、2分の1にカットし、水にはなしておきます。ブナシメジは石づきをほぐしたあと、小さなナイフで丁寧に取り除いてください。
このとき、傘や柄、フサに部分についている土は、水洗いすると風味が損なわれるので、同じくナイフで軽く落とします。
鍋に水を張り、塩を入れて沸騰したらブナシメジとインゲンを入れて、色が鮮やかに変化した頃合いでザルに上げ、皿に盛り付けます。
大根をおろし金でおろし、水に10分間つけ置きして、辛味を抜けさせます。サラシに巻いて水気をよく切り、ブナシメジとインゲンを盛り付けた皿にたっぷりかけてください。辛味が好きな方は、そのまま直に皿におろしても構いません。
ポン酢を大根おろしの上に回しかけたら完成です。調理時間は約20分です。
丁寧に下ごしらえしたブナシメジは松茸に匹敵する美味しさ
とてもシンプルな小鉢ですが、手間暇をかけて下ごしらえしたブナシメジの美味しさに驚愕。火を通すと香りが飛んでしまうイメージがあったのですが、まるで袋から開けたてのような香りがふわっと立ち上ります。なんだか贅沢。松茸を食べているようです。
プリプリのブナシメジの合間に、インゲンのシャキシャキ感が加わり、全く飽きません。
たっぷり乗せた大根おろしは、熱燗との相性が抜群。私は辛味が効いているほうが好きなので、そのまま器に勢いよくおろして、辛い大根おろしを日本酒でグッと飲み干します(笑)
歳をとると、こういうおつまみが美味しいと感じるようになりますね。若いときにはピンとこなかった繊細さが詰まった一品となりました。