生麩と水菜の卵とじのレシピ@干し椎茸のお出汁で優しい味に
お正月でご馳走をたくさん食べた後は体重が気になりますね(笑)
今回はおせちで余った干し椎茸を使って、あっさりした卵とじを作りました。使う食材は生麩と水菜がメインです。シャキシャキした水菜ともっちりした生麩は、シンプルな味でいて、面白い食感に。
干し椎茸って、お正月料理ではたくさん使いますが、やはり日常では昆布と鰹節のお出汁のほうが活躍しがちですよね。保存はきくけれど、早めに使い切らないと香りが飛んでしまって非常にもったいないです。
そんな干し椎茸のお出汁は卵料理との相性が抜群。煮物に使うとアクが強く感じますが、いい具合に卵黄がマイルドに仕上げてくれます。優しい味で胃にも優しいので、お酒に疲れた体にもってこいですよ!
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 水菜…2束
- 生麩…10センチ1本
- 干し椎茸…50g
- 醤油…大さじ1杯
- みりん…大さじ1杯
- 卵…1個
干し椎茸を100ccの水に30分つけ置きし、戻しておきます。その間に水菜の根元を落とし、よく水洗いして土を取り除いて、3センチ幅にカットしてください。
カットした水菜は食感を損なわないよう、水にさらしておきます。生麩は1センチ幅にカットしてください。
干し椎茸が戻って、水が茶色くなったら、戻した水ごと鍋に入れて、更に100ccの水を足して沸騰させます。
煮立ったら生麩を入れて2分間弱火でフツフツと煮込みます。生麩がよく出汁を吸ったタイミングで水菜を入れて、しんなりするまで火を通しましょう。
水菜のカサが少なくなったら、ボウルに卵と醤油、みりんを入れて軽く溶き合わせたものを回しかけ、軽く全体を撹拌します。卵が半熟で固まってきたら火から下ろして完成です。つけおき時間を除いた調理時間は約15分です。
ご馳走に飽きた胃袋が喜ぶシンプルレシピ
もちもちの生麩はしいたけの出汁を吸い込んで噛みしめるほどに深い風味が滲み出ます。意外にもこの生麩が食べ応えがある!生麩を噛みしめたら、次は水菜で口直し。たまに絡み合う卵黄とトロトロの白身がなんとも優しく、口当たりをまろやかにしてくれます。
今回は正月で疲れた胃のために作りましたが、風邪を引いたときや喉の調子が悪いときにもつるっと食べられるのでおすすめです。生麩と水菜という低カロリーな食材なので、ダイエット中にもいいですね。
私は最後はごはんに乗せてサラサラとお茶漬けのように頂きました。干し椎茸のお出汁が白米に吸い込まれて絶品。卵を更に足して卵かけごはんのようにしてもいいですね。アレンジ自在でおすすめです。