ひじきと小松菜の煮浸しのレシピ@お腹すっきり鉄分コンビ
お腹の張りが気になるときは積極的に食物繊維を摂取したいですね。今回は食物繊維たっぷりの芽ひじきを使って、ひじきと小松菜の煮浸しを作りました。
芽ひじきは普通のひじきよりも柔らかく、食べやすい食感が特徴です。香りも通常のものより控えめなので、あの独特の風味が苦手なかたも芽ひじきなら大丈夫とおっしゃる人が多いようです。
小松菜は坂ノ途中から届いた綺麗なもの。低農薬で育てられた小松菜は茎がシャキシャキ、葉もどっしりとして肉厚です。火を通しても歯応えは十分なので、煮浸しにはもってこいの食材です。
【参考】坂ノ途中お試しセットの口コミ@おしゃれで新鮮な宅配野菜
小松菜もひじきも鉄分豊富なので、貧血気味のかたは是非とも試してみてくださいね。柔らかいのでご老人にも向いていますよ。
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 芽ひじき…大さじ1杯
- 小松菜…1束
- 出汁昆布…10センチ1枚
- 鰹節…ひとつかみ
- 薄口醤油…大さじ1杯
- みりん…大さじ1杯
ボウルに水を張り、芽ひじきを入れて30分間放置します。小松菜は3センチ幅にカットしてください。
芽ひじきを戻している間に、鍋に150ccの水と出汁昆布を入れて出汁を取ります。昆布がふやけたら弱火にかけ、沸騰する直前で取り出して鰹節をひとつかみ入れます。沸騰したら火を止めて、鰹節が沈んだタイミングで取り出してください。
芽ひじきが完全に戻ったら、ボウルの水を捨てて、さっと洗い流し、鍋に入れます。薄口醤油とみりんを加えて弱火で10分間コトコト煮詰めます。水かさが減り、芽ひじきがヒタヒタになるくらいになったら、小松菜を入れて強火に切り替えます。
3分ほど一気に火を通して、小松菜がしんなりしたら完成です。芽ひじきを戻す時間を除いた調理時間は約30分間です。
柔らかくて食べやすい!優しい味の鉄分コンビ
鉄分コンビなのに、一口目、苦味は全くないことにまず驚きます。優しい出汁の味と仄かな甘みの中に、時折ふわっとひじきの香りがする程度。ひじきを噛み締めると、中からジュワッと出汁が滲み出します。
さっと煮立てた小松菜はシャキシャキ感があり、葉の部分も肉厚。ひじきより小松菜のほうが爽やかな苦味があります。
柔らかいひじきが絡んで、食べ応えもたっぷり。少量でお腹が満たされた気分になりますね。
鉄分の豊富な食材はアクが強いイメージがありますね。私も正直、鉄分たっぷりの野菜は苦手です。芽ひじきはひじきの根の部分、アクのない部分なので、鉄臭さが軽減され美味しくいただくことができました。体を支える大切な栄養素、工夫して摂りたいですね。