大学芋の作り方@皮ごとパリパリ食べられる定番のレシピ
せっかくの低農薬野菜、できたら皮ごといただきたいですよね。今回紹介するのは、坂ノ途中から届いたさつまいもを使った大学芋です。さつまいもレシピの中では定番中の定番ですが、市販品を買う人はいても、自宅で作れる人は少ないのでは。
【参考】坂ノ途中お試しセットの評価
大学芋のポイントは芋の二度揚げです。これをするのとしないのとでは大違い。シロップに絡めるとしんなりしがちなので、しっかりパリパリに揚げることが大事です。
今回は二度揚げの温度管理を伝授すると共に、美味しいシロップの作り方まで紹介しますよ!なお、このレシピではハチミツを使用しています。1歳未満のお子様にハチミツは禁忌ですので、もし与える場合は砂糖大さじ2杯に置き換えて作ってくださいね。
材料と作り方
■使用する材料(1人前)
- さつまいも…10センチ
- 砂糖…大さじ1杯
- 醤油…大さじ1杯
- ハチミツ…大さじ2杯
- 水…大さじ1杯
- オリーブオイル…100cc
- ゴマ…適量
さつまいもは皮ごと使うのでタワシで土をよく落とし、1センチ幅の輪切りにして、水に30分間つけ置き、アクを抜きます。アクが抜けたら、キッチンペーパーで完全に水気を拭き取ってください。
このとき、水が残ると揚げるときに油がはねるので、心配な方は片栗粉を軽くまぶしましょう。
オリーブオイルをフライパンに入れ、150度になったらさつまいもを揚げます。表面がきつね色になったら一旦ザルに上げて、180度で今度は焦げ目がつくまで揚げてください。
水、醤油、砂糖、ハチミツをそれぞれ別のフライパンで煮立たせて、揚げたてのさつまいもを入れてよく絡めます。シロップがキャラメル状になったら、ゴマを振って完成です。アク抜きを除いた調理時間は約15分です。
二度揚げした皮がパリパリ!おつまみにもアレンジできる定番おやつ
ねっとり濃厚なシロップが絡みつく大学芋、アツアツのうちにいただきます!ビジュアルに反して、びっくりするのがその歯応え。
バリッという小気味いい音がした後、ホクホクのさつまいもが現れます。シロップの甘さと混ざり合って、優しい味に。皮ごと揚げるとこんなに固焼きになるんですね。
私は甘めの味付けが好きなので醤油は控えめにしましたが、気持ち分量より多めにすると、おやつというよりおかずになってくれます。意外なのがおつまみにもなること。熱燗やいも焼酎のお湯割など、温かいお酒にぴったり。
つまみにするときはゴマをから炒りして香ばしく仕上げています。ハチミツ代わりに水飴にするアレンジもコクやテリが出るのでオススメですよ。