梅雨を飛び越えて訪れた真夏日に、主人が早くも夏バテ気味だったので、梅肉を使って爽やかな大根の和え物を作りました。梅干しに含まれるクエン酸はデトックスを促すことでよく知られています。
そこに消化をサポートしてくれる大根と、胃粘膜を保護してくれる大和芋を足して、爽やかな夏の小鉢に仕上げました。
選んだ大根はマミーズストアから届いた無農薬無肥料の辛子大根。ツンと鼻に抜ける刺激が特徴の品種です。大和芋は長芋の中でも粘り気が強く、味がしっかりしているので、マミーズストアの辛子大根にも負けません。
【参考】マミーズストアの口コミ
口当たりをよくするための工夫を凝らした以外は、素材の組み合わせを楽しむ一品です。お料理が苦手なかたでも簡単に作れますよ。
材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 大和芋…200g
- 大根…100g
- 梅干し…5粒
- 塩…小さじ2杯
- 出汁昆布…2枚
- 酒…大さじ1杯
梅干しは種から実をほぐして外し、包丁で軽く叩いておきます。シソが入っているものなら、シソも使いましょう。
大和芋を3センチの短冊切りに、大根を同じ長さの薄いスライス状にカットします。大根はラップに包んで冷蔵庫で保存しておきます。大和芋に塩小さじ1杯を振りかけ、板ずりして表面の粘り気を落としておきましょう。
キッチンペーパーに酒を湿らせて出汁昆布の表面を拭き、カットした大和芋を重ならないよう載せて、蓋をするように2枚目の出汁昆布で閉じます。ラップで巻いてバッドなどで重石を載せ、冷蔵庫で半日から一晩寝かせてください。
食べる直前に、昆布締めした大和芋とスライス大根、梅肉を和えて、塩で味を調えたら完成です。寝かせる時間を除いた調理時間は約20分です。
シンプルなのに上品さが漂う涼やかな一品
しっかり昆布締めした大和芋は臭みが全くなく、上品な味に。大根のシャキシャキ感と大和芋の歯ざわりが一体となって、食感から涼を感じることができます。シンプルな食材を、梅肉の酸味がキュッと引き締めてくれていますね。
食欲のなかった主人もこれなら食べられるとパクパク食べて、しまいには冷酒を開けていました(笑)小鉢にはもちろんのこと、お酒のお供にもなるのがありがたいです。
梅干しが苦手なかたはわさびや生姜で代用してもおいしくいただけます。大和芋が手に入らない場合は長芋でも大丈夫ですが、長芋のほうが風味がさっぱりしているので、その場合は昆布締めにする時間を数時間から半日に調整するのをオススメします。風味がほどよく残りますよ。