トロロとオクラの梅肉丼のレシピ@夏バテ予防レシピ
白ごはんが大好きな人もこう蒸し暑い日が続くと、ツルツルと喉ごしのいいものが恋しくなりますね。でも、そうめんやうどんでは物足りない。今回はしっかりお腹もちして、サラッと食べられるトロロ丼を作りました。
おいしいトロロって、ただ長芋を擦るだけではないんです。出汁をたっぷり加えて下味をつけ、醤油でほんのり塩気を足しています。そこに旬のオクラと、ピリッとアクセントになるかいわれ大根、爽やかな酸味の梅肉をトッピング。
トロロごはんは苦手というかたでも薬味の力を借りて食べやすい一品に仕上げています。ごはんを炊いて、トロロを用意し具材を乗せるだけなので、洗い物も楽チン。疲れて帰宅し、作る気力もないときにオススメです。
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材料と作り方
■使用する材料(2人前)
- 長芋…100g
- オクラ…4本
- 梅干し…2個
- かいわれ大根…100g
- 醤油…小さじ2杯
- 鰹節…ひとつかみ
- だし昆布…5センチ角1枚
水200ccにだし昆布をつけて30分放置します。その間にオクラを板ずりにし、熱湯で3分間茹でて流水で冷ましておきましょう。
長芋の皮をピーラーで剥き、すりおろしていきます。このとき、手がかぶれやすい人は長芋の表面を軽く酢で拭き取るか、キッチンペーパーで巻きつけて作業すると滑りにくく、痒くなりません。
だし昆布がふやけたら弱火にかけて沸騰する直前で取り出し、鰹節をひとつかみ入れて2分間煮出します。だし汁がほんのりきつね色になったら、鰹節を取り除き、粗熱を取って、すりおろした長芋に加えて生地を伸ばしていきましょう。
好みの緩さになったら刻んだオクラを入れて、醤油で味を調え、米、トロロ、かいわれ大根、叩いた梅干しを乗せて完成です。だし昆布のつけおきを除いた調理時間は約20分です。
芳醇なだしが上品!おなかを満たす絶品トロロ
濃いめに取っただしが効いたトロロはそれだけで主食の風格。喉ごしのよさで後味はサッパリしていますが、鼻に抜ける鰹だしの香りは存在感がたっぷりです。生地を伸ばすと緩くなりがちですが、刻んだオクラで粘度もしっかりしています。
かいわれ大根の心地いい歯ざわりと辛み、梅干しの甘酸っぱさが箸に拍車をかけますね。淡白なのにトッピングのおかげで全く飽きることなく完食しました。
長芋は炭水化物が豊富な野菜なので、食べやすさの割にボリュームは満点。今回は白ごはんにかけましたが、うどんやそば、そうめんなど、夕食に出すにはおなか持ちが心配なレシピにプラスすると、立派なメインになってくれますよ。
酸っぱいのが苦手なお子さんには梅干しを卵黄にかえるのがオススメです。