自宅にいながらおいしい有機野菜、減農薬野菜が注文できる宅配野菜サービス。
とても便利ですが、対面販売でないがゆえのトラブルが起きてしまうことも。そんなときは適切な対応でモヤモヤが一気に解決、気持ちよくサービスを受けることができますよ。
今回は宅配野菜で起きやすいトラブルと、その対処法を紹介します。
基本のトラブル解決法
- 注文メールを残すこと
- 伝票を残すこと
- 商品が届いた状態を画像で残すこと
- お客様センターにメール、電話すること
- やりとりしたメールや担当者の名前は必ず控えること
問い合わせ方法は主に2種類あります。
- ネット上での連絡(問い合わせフォーム、メール)
- お客様センターへ電話
ネット上でのやりとりは確実に書面で記録が残るため行き違い防止にもなります。営業日の一両日中に返信がない場合は、電話で催促するのをおすすめします。
電話する際は担当者の名前と話した内容を必ずメモしておきましょう。
トラブル別対処法
商品の傷み
野菜は生ものです。検品時には綺麗な状態でも、輸送中の温度管理のトラブルで傷んでしまったり、冷凍食品が溶けてしまうことがまれにあります。宅配野菜側のミスとは言いがたいのですが、まずはお客様センターへ連絡しましょう。
対応は交換商品が次回配送便に追加で届く場合と、返金もしくは代金相当のポイント加算される場合があります。
連絡するとき気をつけたいのは、届いた状態の画像やメモでの保存と、絶対に食べてしまわないこと。
「傷んだ商品はそちらで処分してください」と言われることもありますが、返送をお願いされることもあります。ビニール袋で匂いが漏れないよう包み、冷凍庫で保管しましょう。
虫がついていた
有機野菜や減農薬野菜は化学農薬を制限しているため、どうしても虫の害の心配があります。とはいえ、1匹くらいなら潰してしまえば問題なく食べられるケースがほとんどです。
検品時にチェックをしているので、ひどい虫害にあった商品は弾かれますが、万が一食べられない状態で届いてしまったら、すぐに画像やメモで状態を残してお客様センターへ連絡しましょう。
対応はやはり交換商品が次回配送便に追加で届くか、返金、ポイント加算となります。
虫害の場合、連絡が来るまで該当商品を自宅に保管したまま、気長に待つということもできませんよね。こういうときはメールではなく、電話ですぐさま指示を仰ぎましょう。一般的に昼休みとされる12時台は回線過多になりやすいので、時間をズラすとつながりやすくなりますよ。
それまではビニール袋を2重3重にして冷凍庫に入れておくといいでしょう。虫を潰した場合も、念のため虫の死骸を保存しておいでください。
注文した野菜が入っていない
天候不良や災害の影響で、まれに商品が欠品することがあります。こういうときは、代替え商品が入っているか、料金が差し引かれている場合がほとんどですので、まずは注文履歴と伝票の金額を確認しましょう。
代替え商品も入っていない、注文履歴と伝票の金額も同じで、商品だけがなくなっている場合はすぐにお客様センターへ連絡です。
箱の中身を全て出し、何が入っていて何が入っていないか一目瞭然の状態で画像を残しておきましょう。
次回に該当商品が追加で届くか、返金もしくはポイント加算という形での対応となります。
番外編
定期コースの勧誘がしつこい
これは宅配野菜のお試しセットを注文したときに起こりがちなトラブルです。
お試しセット到着から1週間以内に加入すると特典がつく会社も多いので、好意で勧めてくれているのですが、加入を検討している最中に電話でしつこく勧誘されてしまうと、気分が削がれてしまいますよね。
こういうときははっきりと「味やサービスを確認してから検討したいので加入するときはこちらから連絡します」と言えば、あちらも引いてくれます。
まとめ
今回トラブル対策の参考にした宅配野菜サービスは
以上の10社。どの企業も、お客様センターを設け、トラブル別Q&Aのページを作るなど、対面販売でない以上起こりうるトラブルに対して真摯に向き合っていることがわかります。10社とも、利用者の「こんなはずではなかった」を防ぐためにお試しセットというサービスが用意されているので、いきなり定期コースを申し込む前にお試しセットで吟味するのはおすすめの方法ですよ。