宅配野菜の配送日時は変更できる?サービス別に対応可否まとめ
毎週フレッシュな有機野菜、減農薬野菜が届く宅配野菜、とても便利ですが、いざ使い始めると野菜が余ってしまったり、傷ませてしまって持て余してしまうことも。そんなとき、年会費を払っていると、すぐに解約するのはちょっともったいないですよね。
今回は、契約した宅配野菜が自分のライフサイクルに合わなかったときの対処法を解説します。
配送ペースは途中から変更が可能
多くの宅配野菜では、配送ペースを週1か隔週かで選択できるようになっています。この設定は途中からも変更できるので、きちんと使いこなせるか不安な場合は、まずは初期設定を隔週から始めてみることにしましょう。
そのあとに、もう少したくさん野菜が食べられるなと感じたら、週1ペースに切り替えるのをオススメします。
逆に、それまで週1ペースだったけれど、配送ペースを落としたいときにも切り替えは可能です。
設定変更の際、気をつけたいのが、注文締め切りです。注文締め切り日を越えて変更すると、次回配送に変更が反映されません。
●らでぃっしゅぼーや
5日前までに変更可能 8週間先まで休み可
●大地宅配
お届け1週間前までに変更可能
●オイシックス
4日前までに変更可能
●ビオマルシェ
1週間前までに変更可能
●ミレー
3日前までに変更可能
●秋川牧園
1週間前までに変更可能
●ナチュラルハーモニー
6日前までに変更可能
4週に1度も選べる
●ピュアリィ
4日前までに変更可能
●マミーズストア
1週間前までに変更可能
野菜は生ものですから受け取れないとなると、当然商品はダメになり、キャンセル料金が発生します。旅行などで長期外出に伴う変更には十分注意が必要となります。
週1と隔週、お財布面ではどちらがお得かを検証
週1回の配送と隔週配送、コストパフォーマンスの面ではどうでしょうか。
地域にもよりますが、宅配野菜は1度の配送で大体1,000円前後の送料がかかります。夏場はクール便になるため、そこに300円上乗せという形になり、もし代引きであるならさらに300円の手数料が取られる計算になります。
毎回1,600円前後の送料がかかってしまうのなら、配送頻度を極力減らしたいのが本音ですよね。
また、宅配野菜によっては一定の金額を超えると送料無料になるサービスも提供されています。
お財布的には隔週でたくさん購入して、送料無料で配送してもらうのが一番お得と言えます。
隔週配送のデメリット
野菜を余らせる心配もないし、送料無料になるのなら隔週がベストのようにも思えますが、デメリットもあります。
まずは野菜の保存が難しいということ。生ものですから、どうしても日が経つにつれて鮮度は失われていきます。2週間前に届いた野菜をサラダで食べることができるかというと、適切な保存をしていない限り、なかなか難しいでしょう。
あらかじめ献立を考えて注文していても、突発で外食が入ったり、頂き物があったりと、予定は崩れがち。
隔週配送をするにしても、初めのうちは送料無料を狙わずに、確実に使える範囲内の野菜を注文することを心がけましょう。
隔週配送で無駄を出さないコツ
隔週配送で野菜を傷ませずに食べるコツは、到着1週間を目安に食材の方向性を変えること。傷みやすい生野菜は1週間以内に消費できる量を、1週間後から食べる食品は、加工品や保存のきく野菜を想定してカートに入れると、冷蔵庫の無駄が発生しにくくなりますよ。
そして何より大切なのは、届いてすぐに適切な保存を行うこと。野菜の性質に応じた保存で、きゅうりのような水気の多い野菜も1週間はサラダで食べられます。じゃがいもや玉ねぎは時期によっては数ヶ月保つ場合も。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
【参考】届いた宅配野菜を長持ちさせる保管方法【写真付きで解説】
届いた野菜を加工するのもひとつの手段です。宅配野菜のお試しセットで入っている加工品は一部ですから、味見できないものもありますよね。その点、自分で加工すれば、自分好みの味にでき、作る量も自在。
一見ハードルが高いように思えますが、干したり漬けたりするだけで簡単にできてしまいます。野菜の加工はこちらの記事にまとめています。
【参考】野菜・果物を加工して長持ちさせる方法@干物・砂糖づけ・塩づけ・ピクルス
不定期注文という選択肢について
定期的に届くのが合わないという人は、定期便を解除して不定期で注文することも可能です。
いつもは近所のスーパーで野菜を買っている人でも、ちょっと体にいいものをを食べたいときや、来客に合わせていいものを産地直送で届けてほしいときに、気楽に利用できるのが不定期注文のいいところです。
ひとり暮らしでそんなに量は食べられないけど、口に入るものにはこだわりたい人にもオススメです。
まとめ
必ず毎週届くイメージが強い宅配野菜、今はこんなにいろんな配送ペースの選択肢が用意されていることがわかりました。
これだけ選択肢が多いと、ひとり暮らしからファミリー層まで、どんなライフステージにも適応できますね。
興味のある人は、まずはリーズナブルなお試しセットで有機野菜、減農薬野菜のおいしさと各社のサービスを確認してみてください。きっとあなたの生活にぴったりな宅配野菜が見つかりますよ。