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野菜・果物を加工して長持ちさせる方法@干物・砂糖づけ・塩づけ・ピクルス

ピクルス

前回の記事では野菜の基本の保存方法について詳しく紹介しました。
【参考】届いた宅配野菜を長持ちさせる保管方法【写真付きで解説】

今回は野菜や果物を加工して、2週間から年単位で保存できる方法をレクチャーします。

干したり、熱したり、漬け込むことで、冷蔵庫で長期間保存でき、もう一品欲しいときにささっと調理できる便利食材に大変化しますよ。

らでぃっしゅクラブやオイシックスから届く、たくさんの宅配野菜を賢く活用したい方はぜひチェックしてみてくださいね。
【参考】らでぃっしゅクラブの口コミ

用意するもの

野菜の保存方法

まず、用意するものはこちら。

  • ジップロックMサイズ
  • ホーローの保存容器(記事内で使用しているものは野田琺瑯の密閉容器)
  • 余っている瓶(記事内で使用しているものはウェックの密閉瓶)
  • 竹素材のザル
保存容器はタッパーで代用しても大丈夫ですが、カビ対策のため、密閉できるものがオススメです。ザルは吊り下げ型ネットでもかまいません。

干し野菜

干し野菜

■オススメの食材…しいたけ、大根、トマト

野菜を使いやすい大きさにカットして干すだけの干し野菜は、乾燥する冬場や、風通しのいい春から初夏にかけてオススメの加工方法です。梅雨から夏にかけてはカビが発生しやすいので気候に注意してチャレンジしましょう。

干し方は簡単。ザルの上に等間隔にカット野菜を置き、日の当たる場所で数時間から数日干すだけ。

数時間干すセミドライは甘みや旨味が凝縮され、すぐに調理するのに適しています。

3日から5日間干すドライは水で戻して出汁を取ったり、オイル漬けに最適。完成後はジップロックに入れて冷蔵庫保存で2週間もちます。ドライにする場合は野菜の表裏を1日おきにひっくり返して、満遍なく日が当たるようにしましょう。

塩もみ

野菜の塩もみ

■オススメの食材…きゅうり、ナス、キャベツ

粗塩を振って揉みこみ、30分間放置するだけで完成する塩もみは、漬物感覚でそのまま食べられるほか、水分が抜けて調味料が浸透しやすくなるため、冷ややっこのトッピングやワカメと混ぜて和風サラダにするなど、アレンジが自在です。

野菜に対して2パーセントの分量の塩をまぶし、出てきた水気を切るだけで簡単にできます。

塩もみした野菜はジップロックに入れて冷蔵庫保存で1週間程度ですが、冷凍すると1ヵ月保存できます。長期保存したい場合は塩分濃度を10パーセントまで上げ、完全に水抜きするといいでしょう。

ピクルス

ピクルス

■オススメの食材…きゅうり、にんじん、キャベツ、ラディッシュなど

ハンバーガーの中に入っている、甘酸っぱいピクルス。あれも自宅で作れる保存食です。材料はこちら。

■ピクルスの材料

  • 酢…300㏄
  • 砂糖…大さじ2杯
  • 塩…大さじ1杯
  • オリーブオイル…小さじ1杯
  • にんにく…1カケ
  • 黒コショウ…適量
  • ローリエ…2枚
上記の材料を鍋に入れて火にかけ、煮立ったらそのまま冷まして、ピクルス液の完成。

お好みの野菜をさっと茹でて漬け込めば、冷蔵庫保存で半年はもちます。上記のピクルス液を2倍の水で薄めるレシピもありますが、こちらは3日が保存の目安となるので、長期保存したい場合は酢のみで作りましょう。

砂糖づけ・ハチミツづけ

はちみつ漬け

■オススメの食材…果物全般、ハーブ、きゅうり、トマト

砂糖づけも塩づけと同じ原理で、砂糖をまぶすことで野菜や果物から水分を抜き取る保存方法です。

砂糖の分量は食材の50パーセント以上で、煮沸した瓶に砂糖と食材交互に敷き詰める方法が一般的です。

使われる砂糖はグラニュー糖だけでなく、ハチミツや氷砂糖でも代用できます。

砂糖の濃度が低かったり、材料に水がついたままだと、菌が入って発酵してしまうので、詰める前に丁寧に食材の水分を拭き取ること、瓶をきちんと消毒すること、砂糖の分量を守ることが重要になります。

また、酢を入れると傷みにくくなるので、初心者のかたにはオススメです。その場合、砂糖と酢が同量になるよう気をつけてください。

砂糖漬けにすると食材から水分が抜けてシロップ状に変化します。お湯割りにしたり、サイダーで割って炭酸水にも。お菓子作りにも使えますね。上手に加工した砂糖づけは半年から数年単位でもちますよ。

ジャム

ジャム

■オススメの食材…果物全般

先述した砂糖づけを火にかけて煮詰めたものがジャムになります。

ボウルに食材と、食材に対して50パーセントから100パーセントの砂糖を入れて一晩寝かせ、水分を抽出します。

レモン汁を小さじ1杯加え、染みだした水分と共にホーロー鍋で中火にかけ、煮立ったらアクを取って、弱火に切り替えてコトコト煮込みます。

煮汁が3分の1程度になったらジャムの出来上がりです。

ジャム作りのポイントは焦げないよう、ずっとかき混ぜること。焦げ付きにくいホーロー鍋を使うのがいいでしょう。そのまま保存もできるホーロー容器で作るにも便利ですよ。

ジャムの保存期間は糖度によります。糖度100パーセントだと1ヵ月はもちますが、それ以下だと2週間を目安に食べたほうがいいでしょう。煮沸消毒した瓶やホーロー容器で冷蔵保存してください。

また、作りすぎてしまった場合は、ジップロックに入れて冷凍保存することもできます。この場合、保存の目安は半年から1年になります。

まとめ

今回紹介した加工品、どれもスーパーで見かけるものばかりですね。もともとは食材を無駄にしない工夫だったのです。自宅でも、ほんのひと手間加えるだけで、ゴミを出さずに済み、保存食を作れることがわかります。

市販の加工品はほとんどが化学調味料や保存料が入っていますが、減農薬にこだわる宅配野菜を使って作れば、自分好みの味付けで、オーガニックな保存食が完成。一石二鳥です。

宅配野菜ユーザーの皆さんは、ぜひこの機会に、この記事の技術を活用してみてくださいね。

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